トンボのハーモニカ「メジャーボーイ」とホーナーの「ブルースハープ」の違いについてご紹介します。
1本目のハーモニカとしてはどちらがおすすめなのでしょうか?
ハーモニカとブルースハープの違いは?
まずハーモニカとブルースハープの違いですが、これはわかりやすくいえば「宅配便」と「宅急便」の違いのようなものです。
大きなカテゴリーとして「ハーモニカ」があり、そのなかの1つの機種として「ブルースハープ」があるということです。
具体的にはブルースハープはドイツ「ホーナー社」の製品を指します。
そしてハーモニカはそれをふくめた楽器全体を指しています。もちろんそのなかにはトンボ「メジャーボーイ」もふくまれます。
それぞれの特徴や違いは以下のもの。
TOMBO「メジャーボーイ」特徴は?
【価格】2400円~3000円前後
【ボディの素材】樹脂製(プラスチック製)
【音のレスポンス】良い
音がだしやすく、取り扱いがしやすいというのが最大の特徴です。また吹いたときや吸ったときの音のレスポンスが良いため、初心者でも簡単に音がだせるというのもポイントです。
HORNER「ブルースハープ」特徴は?
【価格】2800円~4600円前後
【ボディ素材】木製
【音のレスポンス】特別良くはない
特徴は木製ボディだという点。
プラスチックにくらべて扱いにくいですが、ハーモニカ最大の特徴でもある渋く枯れた音がだせるというところが魅力です。ただしメジャーボーイよりも音のレスポンスが悪いため、初心者の方にとっては吹き(吸い)づらいかもしれません。
もっともブルースハープもどちらかといえば音がだしやすいハーモニカだといえますので、慣れてしまえば問題なく吹く(吸う)ことができるようになります。
メジャーボーイとブルースハープの音の違いは?
ぼくが自分で吹いたドレミファソラシドです。音の比較をしてみてください。
まずはメジャーボーイ。
そしてブルースハープ。
おなじ吹き方をするとブルースハープの方が空気が横から漏れてしまうという感覚になります。
そのため、吹きやすさを重視する方は「メジャーボーイ」がおすすめで、雰囲気を重視する方は「ブルースハープ」がおすすめです。
購入の際の参考になればさいわいです。