初心者がハーモニカ(10ホールズ)を始めるにあたって必要なキーは「C」です。これからハーモニカを始める場合、まずはCのキーのハーモニカを買うようにしましょう。
では、なぜCのキーのハーモニかが必要なのでしょうか?
この記事では、その理由やCのキーのハーモニカの知識をご紹介いたします。
どの穴からどの音がでるのかという対応表も掲載いたしますので参考にしてください。
Cのキーのハーモニカとは?
ハーモニカ初心者が最初に買うべきキーがこの「C」のハーモニカです。
ネットの情報や練習用の本などでも「C」のハーモニカをつかって説明することが多いため、このキーのハーモニカを持っているとスムーズに練習ができます。
ハーモニカ(C)図解~穴番号と音の対応図
穴と音の対応表はこちらです。「吹く」は吹いたときにでる音、「吸う」は吸ったときにでる音です。基本は4の穴~7の穴までの「ドレミファソラシド」を使用します。
さらに10ホールズではベンドという技術をつかって通常ではだせない音をだすことができます。その対応表はこちら。
ハーモニカ(C)ベンドでだせる音は?
ベンドには2種類の方法があります。ドローベンドとブローベンドです。それぞれの意味と対応する穴番号は以下の通り。
・ドロー(吸う)ベンド → 1~6
・ブロー(吹く)ベンド → 7~10
ただし、5の吸音(ファ)と7の吹音(ド)はベンドで半音さげても意味がありません。もともと「ミ」や「シ」とのあいだは半音しか差がないからです。そのため、この2つの穴は便宜上ベンドができないという扱いになっています。実際の画像で見てみましょう。
【4番の穴】
・ふつうに吸った場合……D
・ベンド奏法した場合……C♯(=D♭)
【3番の穴】
・ふつうに吸った場合……B
・ベンド奏法した場合……A♯(=B♭)
・もっとベンドした場合……A
・もっともっとベンドした場合……G♯(A♭)
この2つはベンドの練習のときによく使用する穴ですので、まずはここからでる音を覚えてください。
以上がCのキーのハーモニカの基本です。
練習の参考にしてください。